25歳看護師が“お金の価値観”を見直したきっかけ

結婚や出産、引越し、ライフスタイルの変化。これからの人生を見据えるなかで、「お金」とどう向き合うかは避けて通れないテーマです。

特に看護師として日々忙しく働いていると、そこそこ給料はもらっているはずなのに「なぜか貯金ができない…」と悩む方は少なくありません。

実はそれ、“収入の問題”だけではなく、“価値観の整理”ができていないだけかもしれません。

誰かと比較して「もっと稼がなきゃ」と焦ってしまったり、逆に「頑張ってるご褒美だから」と浪費してしまったり——。それは決して悪いことではありませんが、今後の人生を考えるなら、いま一度立ち止まって「自分にとってお金とは何か?」を考える機会が必要です。

本記事では、「給料はあるのに貯まらない」状態から抜け出した実体験をもとに、“お金の価値観”を見直すヒントと、看護師としての将来設計を見据えた考え方をご紹介します。

これから結婚を考えている方、なんとなく将来が不安な方こそ、ぜひ読んでみてください。

給料はそれなり…なのに全然貯まらない理由

日々の業務に追われながらも夜勤や休日勤務をこなして、「それなりに稼いでいるはず」と感じている看護師の方は多いかもしれません。実際、看護師の平均年収は他の女性職種と比べても高めに位置しています(参考:厚生労働省「令和4年 賃金構造基本統計調査」)。

それなのに、気づくと貯金残高はほとんどゼロ。毎月の給料がどこに消えているのか分からず、不安だけが積み重なっていく——そんな状況になっていませんか?

感情による支出が多くなっている

看護師の仕事は身体的にも精神的にもハードです。だからこそ、「このくらい頑張ったんだから自分にご褒美を」と、衝動的にお金を使ってしまう場面が増えやすくなります。

  • コンビニやカフェでの毎日のプチ贅沢
  • 疲れたから外食で済ませる日々
  • 急な旅行やエステ、美容医療などへの出費

これらは一つひとつが悪いわけではありません。ただ、積み重なると、気づかないうちに「使っているつもりはないのにお金がなくなる」原因になってしまいます。

「お金の使い方」を学ぶ機会が少ない

医療職は専門職でありながら、学校教育や新人研修などで「お金」について学ぶ機会はほとんどありません。

そのため、給与明細を見ても「何が手取りに影響しているのか」「控除はどう活かせるのか」といった知識が乏しく、節約や資産形成への意識が持ちにくくなる傾向があります。

また、夜勤手当などで給与が安定しにくい職場も多く、「なんとなく入った分だけ使ってしまう」サイクルが定着しやすいのです。

「人生設計」と紐づけた支出ができていない

もっとも大きな理由は、「この先どんな人生を送りたいか」が不明確なまま、お金を使っているケースです。

たとえば、結婚や出産、マイホーム、キャリアチェンジなど、将来にかかる費用を見積もる機会がないと、「今を楽しむ」ことに偏ってしまいがちです。

逆に、人生設計を明確にすれば、「この目標のためにお金を使う/使わない」の判断軸ができ、貯金も自然と目的を持って積み上げていけるようになります。

価値観を整理すると「お金の使い方」が変わる

「何のためにお金を使うのか」を明確にすることで、支出の優先順位が変わります。これはただ節約するという意味ではなく、“自分にとって大切なことに集中してお金を使える”ということです。

忙しい日々のなかでは、つい惰性やストレス発散でお金を使ってしまいがちですが、自分の価値観を見直すことで、お金の使い方そのものが洗練されていきます。

「大事にしたいこと」は何か?

価値観の整理は、「人生で何を大事にしたいか」を明確にするところから始まります。

たとえば、

  • 家族との時間を優先したい
  • 美容や健康を保つことに投資したい
  • キャリアアップのために資格や学習にお金を使いたい
  • 旅行や趣味を通して経験を増やしたい

こうした“軸”ができることで、それ以外の支出が「本当に必要か?」と問い直せるようになります。

「お金を使う=価値を買う」という考え方

お金は、単に物を手に入れるためだけの道具ではありません。たとえば、リラクゼーションのための整体に通うことは、「心身の健康」という価値を得るための支出です。

このように考えると、以下のような選択が生まれます。

  • 「ストレスでコンビニに寄る」より「週1のマッサージに通う」方が満足度が高い
  • 「毎月服を買う」より「一生モノの時計を買う」方が納得感がある

自分が何に価値を感じるかを整理すれば、無駄遣いが自然と減り、満足度の高いお金の使い方ができるようになります。

価値観が変われば、未来も変わる

価値観の整理は、自分の未来を描き直すことにもつながります。たとえば、「結婚後に育休をしっかり取りたい」と思えば、そのためには“社会保障制度の整った職場に転職すること”が優先事項になるかもしれません。

また、「30代でマイホームを買いたい」と考えるなら、「いくら貯める必要があるか」を逆算して支出を見直すことができるでしょう。

このように、“なんとなく不安”を“具体的な行動”に変えるカギが、価値観の整理にあるのです。

結婚資金・出産資金はどれくらい必要?

人生の節目である「結婚」や「出産」。実際にどれくらいの費用がかかるのかを把握しておくことで、将来設計と家計のバランスを見直すことができます。

「まだ先のことだから」と後回しにせず、早めに把握することが、ゆとりある選択肢につながります。

結婚にかかる費用の目安

ゼクシィの調査(※1)によると、結婚式や披露宴・新婚旅行などを含む平均費用は以下の通りです。

項目平均費用(全国)
結婚式・披露宴約280万円
新婚旅行約50万円
婚約指輪・結婚指輪約50万円
合計約380万円

※1:参考:リクルートブライダル総研『ゼクシィ結婚トレンド調査2023』

これらは一例であり、規模や形式によって変動はありますが、「300万円以上」の出費が発生する可能性は高いといえます。

出産・育児にかかる費用の目安

出産にかかる費用も、しっかり押さえておきたいところです。

項目費用の目安
出産費用(正常分娩)約40〜50万円
出産育児一時金(公的補助)1児につき50万円
産休・育休中の生活費約30〜50万円
育児用品・ベビー用品など初期費用約10〜30万円

正常分娩であれば出産育児一時金の範囲内に収まることもありますが、無痛分娩個室希望などがある場合は自己負担が増える可能性があります。

貯金ゼロでも結婚・出産はできる?

「今のままじゃ無理かも」と感じた方もご安心ください。看護師という職業には、社会保険・産休育休制度など、他業種に比べても比較的手厚いサポートがあります。

さらに、「働き方を変えて年収を上げる」という選択肢も視野に入れられます。

たとえば、

  • 年収450万円 → 転職で500万円超えへ
  • 日勤常勤や訪問看護に転職して、生活リズムも安定

将来に備えるためには、「いくら必要か」を知ることと同時に、「どう稼ぐか」「どう使うか」を見直すことが重要です。

今の職場で、将来設計はできそう?

結婚や出産を見据えると、「このまま今の職場で働き続けていいのだろうか?」と疑問を抱く方も少なくありません。病棟勤務をはじめとしたシフト制の現場では、ライフイベントとの両立が難しいと感じる場面も出てきます。

将来設計を立てるうえで、職場環境のチェックポイントを明確にしておくことが大切です。

制度があるかだけでなく、“使いやすいか”がカギ

育休や時短制度などが「あること」と、「実際に取得しやすいこと」は別問題です。制度の存在だけで安心してしまうのではなく、以下のようなポイントも確認してみましょう。

  • 育休取得の実績があるか(特に看護師職)
  • 妊娠・出産を報告した際の上司や同僚の対応
  • 時短勤務でのキャリア継続の可能性

「制度的サポート理論」(※)では、“制度が整っていること”以上に、“それが個人にとって実効的か”が重視されます。

※参考:Galinsky, E., et al. (1991). “Institutional supports for work-family balance.”

夜勤ありの生活リズムは続けられるか?

妊娠・出産前後だけでなく、「将来的に夜勤を続けられるかどうか」も大きな課題です。以下の点を振り返ってみましょう。

  • 夜勤明けに十分な休養が取れているか
  • 身体に無理がきていないか
  • 周囲のライフイベントとのズレによる孤独感

生活リズムの乱れは、精神的にも身体的にも大きな負担になります。年齢を重ねるごとに「日勤中心の働き方」へのニーズが高まるのも納得できます。

「今のうちに転職しておけばよかった」と後悔する前に

結婚や妊娠が本格化してからの転職は、時間や体力、タイミングの面で大きなハードルになります。

「もっと早くに動いていれば…」とならないためにも、以下のようなサインが出ていたら、転職の準備を始めるのが得策です

  • 現職に制度があっても「使えない空気」を感じる
  • キャリアの将来像が描けない
  • すでに心身の負担が限界に近い

将来の安心は、“今の選択”の積み重ねから生まれます。もし当てはまる場合は一歩踏み出してみることも良いかと思います。

転職してよかった!と感じた先輩看護師の声

「結婚前のこのタイミングで転職して本当に良かった!」という声は、実際に転職を経験した先輩たちから多く寄せられています。ここでは、そうした実例をいくつかご紹介し、どのような変化があったのかを具体的にお伝えします。

結婚後も無理なく働ける環境に出会えた

「前の病棟では夜勤が続いて体力的に限界でしたが、今のクリニックは日勤のみ。帰宅時間も安定していて、夕飯を一緒に食べられるようになりました。」

このように、勤務時間が整った職場へ移ることで、夫婦生活のリズムが整い、日常生活にゆとりが生まれるというケースは非常に多くあります。結婚生活を見据えた転職では、ライフスタイルとの整合性が非常に重要です

将来の選択肢が増えたと実感

「転職先では、育休取得実績も多く、上司も“将来のことを考えて動いていいよ”と背中を押してくれました。以前の職場では考えられなかった安心感があります。」

職場の雰囲気や制度の“使いやすさ”によって、自分の将来に対して前向きに設計できるようになるのは大きなメリットです。特に産休・育休・時短制度が現実的に機能しているかどうかは、転職時に確認したいポイントです。

自分らしい働き方に出会えた

「今の職場では、“こうしたい”という気持ちを尊重してくれるので、自分らしく働けている感覚があります。転職前は“結婚したらどうしよう…”と不安ばかりでしたが、今は落ち着いて将来に向き合えています。」

このように、自分自身の軸で選んだ職場に移ることで、キャリアの不安が軽減し、精神的な安定感を得られることもあります。

結婚を控えた今こそ、転職という選択肢を

結婚や出産といったライフイベントが視野に入ってきたとき、キャリアについて悩むのは自然なことです。「今転職すべきか?」「結婚してからの方がいいのでは?」と迷う気持ちもよくわかります。

ですが実際には、結婚前というタイミングだからこそ、自分主体でキャリアを見直せるという大きなメリットがあります。

結婚や出産を理由に“働き続けるのが不安”と思っていた方こそ、転職によって「自分らしく生きられる道」が開けられます。

今だからこそ、ライフプランとキャリアを照らし合わせながら、未来に向けた選択を始めてみませんか?

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