【チェックリスト付き】看護師の転職、内定後|円満退職から入職準備までのToDoリスト

無事に内定をもらうとホッとする一方で、「このあと何から進めればいいんだろう?」「退職と入職の手続きの順番が分からない…」と迷ってしまう看護師さんは少なくありません。

実は、内定後の流れを正しく理解しておくことは、入職後の働きやすさにも直結します。退職の申し出、引き継ぎ、有給消化、必要書類の準備…どれも進める順番を間違えるとスムーズに進みません。

この記事では、看護師が内定後に行うべき手続きを「時系列」×「チェックリスト形式」でわかりやすく解説します。円満退職から入職準備まで、安心して一歩を踏み出せるようサポートします。

内定後すぐに確認しておくべきこと

内定が決まったら、まず最初に行うべきことは「条件の最終確認」です。口頭だけで内定承諾を進めてしまうと、入職後に「思っていた条件と違った…」というミスマッチの原因になります。

ここでしっかり確認しておくことで、後のトラブル防止にもつながります。

労働条件通知書・雇用条件の最終確認

必ず確認すべきポイントは、以下の5つです。

  • 雇用形態(正社員/契約/パート)
  • 給与(基本給・手当・賞与計算方式)
  • 勤務形態(夜勤回数・オンコール有無)
  • 休日・休暇(完全週休2日/4週8休/シフト調整可否)
  • 試用期間の有無・待遇

看護師転職では「面接で聞いていた内容と違う」「夜勤回数が過剰」などが起きやすいポイントです。条件通知書が発行されない場合は、メールなど文章で確認を残すのが安心です。

入職日・勤務体制・研修の有無を確認

次に確認すべきは「入職日と最初の働き方」。退職先とのスケジュール調整だけでなく、

  • いつから勤務開始か
  • オリエンテーションはあるか
  • 配属先は確定か
  • 中途入職者向け研修はどの程度あるか

を確認しておくことで、入職時の不安がかなり軽減されます。特に中途入職の場合、“教育体制が想像より薄い”というギャップが起きがちです。

気になる場合は、「入職後どのようなサポートがありますか?」と聞いておくことで働きやすさを確認できます。

内定承諾の伝え方(電話/メール)

承諾の方法は、病院(またはエージェント)ごとに異なりますが、一般的には「メール・電話どちらでも可」です。以下のように簡潔に伝えればOKです。

「この度は内定のご連絡ありがとうございます。ぜひ入職させていただきたく思います。」

承諾後に辞退することも不可能ではありませんが、承諾=正式な意思決定と捉えられるため、不安がある場合はこの段階で遠慮なく確認しておきましょう。

内定直後のチェックリスト(保存推奨)

確認内容
労働条件通知書(給与・手当・勤務体制)を確認した
入職日・オリエンテーションの有無を確認した
研修体制・配属先の確認をした
承諾の連絡方法(メール/電話)を把握した

内定後の最初のステップは「確認」です。ここで曖昧さを残さないことで、“不安のないスタート”が切れるようになります。

退職までのスムーズな段取り

内定を承諾したあとは、いよいよ退職手続きに進みます。しかし、病院組織は勤務体制が複雑で、「伝える順番」「伝えるタイミング」を誤るとトラブルに発展することも。

特に看護師の場合、病棟という“チーム単位のシフト”で動いているため、退職は自分1人の問題ではなく、周囲の業務にも直結しますだからこそ、段取り良く進めることが大切です。

退職の申し出は「誰に・いつ伝える?」

もっとも大切なのは「直属の上司から」申し出ること。一般的には、スタッフ → 主任/師長 → 看護部長という順番で情報が上がっていきます。

法律上は「2週間前の申し出」で退職は可能ですが、現場のシフト編成を考えると、1〜2ヶ月前が理想的です。中規模以上の病院の場合は、3ヶ月前に申し出るケースもめずらしくありません。

NG例
  • いきなり看護部長へ直談判
  • LINE/口頭だけで済ませる
  • 有給消化を先に主張する

まずは師長へ、「正式な申し出」として伝えましょう。

退職日と引き継ぎスケジュールの決め方

申し出後は、上長と退職日を相談しながら決めていきます。ここで意識しておきたいのは、

  • “退職希望日”と“最後の勤務日”は別になることがある
  • 有給消化を含めた逆算スケジュールを作る必要がある

という点です。

例)

3月末退職 → 2月下旬で最終勤務 → 3月は有給消化というパターン

また、引き継ぎ内容は
  • 担当している患者情報
  • 委員会や係業務
  • マニュアル等

を整理し、相手が複数の場合は共有メモや引き継ぎ表を用意するとスムーズです。

有給消化・退職金・保険関係の確認

退職前に忘れがちなのが「制度面」の整理。看護師の退職では、特に以下の3点を確認しておきましょう。

項目確認ポイント
有給消化退職前に全日数使えるか/申請期限
退職金制度勤続年数の条件・支給計算方式
社会保険退職月の保険料扱い/扶養切替

※この3つが曖昧なまま退職日が迫ると、最も損をするのは本人です。

内定直後に確認しておくと安心です。

退職手続きチェックリスト(実務用)

やること
師長に退職を正式に申し出た
退職日の目安をすり合わせた
引き継ぎスケジュールを作成
有給消化・退職金・保険を確認

退職は「伝える順番」「時期」「制度」さえ押さえれば大きなトラブルにはつながりません。スムーズに進めるためには、早めの準備=心の余裕です。

ここでは、感情的な衝突を避けながら円満に進めるために押さえておきたいポイントを整理します。

伝え方のマナー(感情ではなく手続きを)

退職を申し出る際、「つらかった」「合わなかった」などの感情ベースで話してしまうと、師長側の受け止め方によっては関係性がこじれる原因になります。

伝え方のポイントは次の通り

✅「理由」は必要以上に深掘りされない表現に

✅「個人的な事情/キャリア形成」など“前向きな理由”を軸に

✅感情より「手続き」の進行を意識する

例)

「キャリアを広げたく、別の領域での経験を積みたいと考えています」

「家庭との両立のため、勤務体制を見直したいと考えています」

角が立たないうえ、引き止められても冷静に対処しやすくなります。

引き止められた時の対応

看護師の退職では「もう少し考え直せない?」と情に訴える引き止めが起こることがあります。しかし「一度承諾した内定先を断ってまで残る」メリットはほとんどありません

対処法は以下のような丁寧な言い回しがおすすめです。

「ありがたいお言葉ですが、すでに次の職場とも入職時期の調整を進めているため…」

「今回の決断は慎重に考えた結果ですので、予定通り進めさせていただきます。」

「気持ちは受け止めつつ、判断は変えない」スタンスが円満退職の鍵です。

最終日まで印象を落とさない働き方

退職前こそ、「この人は最後まで丁寧だった」という印象を残しておくと、異動・再就職・紹介状など今後のキャリアにプラスになります

  • 引き継ぎ資料は“誰が見ても分かる形”に
  • 最終日まで遅刻・欠勤には要注意
  • 職場全体への“感謝”を一言伝える

退職は“終わり”ではなく、「キャリアの節目」です。良い形で締めくくることで、新しいスタートを気持ちよく迎えられます。

✅ 円満退職のための意識ポイント

項目チェック
感情ではなく“手続きの話”として伝えている
引き止めに動じない返答を用意している
最終日まで誠実な振る舞いを意識

入職準備でやっておくべきこと

円満退職の目処が立ったら、次はいよいよ新しい職場での準備に入ります。入職準備は「必要書類」だけではなく、実は“現場で慌てないための情報整理”がとても重要です。

ここをていねいに整えるかどうかで、「初日から安心して動けるか」に大きな差が出ます。

必要書類・健康診断・資格更新の確認

入職時に必要となる書類は、職場ごとに微妙に異なります。一般的に求められるのは以下です。

必要書類備考
免許証(看護師免許)原本提示・コピー提出の両方求められる場合あり
雇用契約書承諾後に署名押印して返送
健康診断書3ヶ月以内の結果が求められることが多い
住民票/マイナンバー社会保険加入時に必要
銀行口座情報給与振込のため
年金手帳/基礎年金番号転職のたびに手続きが必要

特に健康診断は予約が混みやすいため、早めの手配が安心です。予防接種歴・ワクチン接種証明などを求められる場合もあります。

配属先情報・通勤ルートの確認

業務の不安を減らすために、以下の点も事前に確認しておくとスムーズです。

▼ 事前に確認しておくと安心なポイント

  • 配属先(病棟/外来/訪問/健診 等)
  • 受け持ちの患者層・看護方式
  • 勤務シフトの回し方(夜勤人数・オンコール)
  • 制服貸与 or 自前/シューズのカラー規定
  • ロッカー・更衣室の設備

また、通勤時間の確認(朝の混雑時間帯含む)は意外と盲点。「Googleマップで所要時間OK → 実際の通勤ラッシュで遅刻ギリギリ」というケースは珍しくありません。

新しい職場での目標設定

入職前の時点で、「どんな働き方をしたいのか」「どこを成長ポイントにするのか」を言語化しておくと、配属先の教育係や上司に伝える際にも役立ちます。

例:目標設定のヒント
  • 新しい領域の基礎知識を3ヶ月以内に身につける
  • 夜勤開始前に自己学習とOJTの段取りを整える
  • 患者・利用者とのコミュニケーションを丁寧に
  • 無理のない業務量でペースづくりを大切にする

この「目的の明確化」は、転職が“ただ環境を変えるだけ”で終わらず、“キャリア形成の一歩”として活きてきます。

✅ 入職準備チェックリスト

項目
健康診断の予約・提出書類の確認
制服・シューズ・持ち物の規定確認
通勤ルートの所要時間を確認
配属先の業務内容をリサーチ
入職後の目標・働き方を整理

入職準備は「不安を減らすための事前投資」です。焦らず一つずつ進めていくことで、初日から落ち着いて業務に臨むことができます。

内定後〜入職までのToDoチェックリスト(まとめ版)

ここからは、これまでの内容を「順番」×「実務ベース」で整理したまとめチェックリストです。このリストに沿って動くだけで、退職〜入職準備の抜け漏れを防ぐことができます

退職手続き編(まず最初にやること)

やること目安時期
労働条件通知書を確認内定直後
入職日・勤務条件を確定内定確定後すぐ
直属の上司(師長)へ退職を申し出る入職2ヶ月前〜1ヶ月前
退職日・最終勤務日の相談同上
有給消化の予定をすり合わせ退職1ヶ月前まで
退職金・保険など制度確認退職前
ポイント
  • 看護師の退職は“感情”ではなく“スケジュール調整”。
  • 早めに動くほど、双方がストレスなく進められます。

入職準備編(安心して初日を迎えるために)

やること目安時期
健康診断・必要書類の準備退職前〜入職1ヶ月前
制服・持ち物ルールの確認入職1ヶ月前
配属先・教育体制の再確認入職1〜2週間前
通勤ルート・所要時間チェック同上
初日の集合場所・持ち物確認入職直前
ポイント
  • “具体的に想像できるほど不安は小さくなる”。
  • これは新しい職場への適応力にも繋がります。

メンタル面・生活リズム調整編(意外と大事)

やること内容・目的
生活リズムの整備夜勤→日勤/早番への切替準備
気持ちの整理「なぜ転職したのか」を原点に戻る
初期目標の設定成長・適応のイメージ
連絡体制の確認緊急連絡先・指示ルートの把握
ポイント
  • 制度や書類以上に、“心の準備”が入職後の安定を支えます。
  • このチェックリストを活用すれば、「何からやればいいのかわからない」→「やることが明確」に変わります。
  • 特に転職が久しぶりだったり、初めての領域に挑戦する看護師さんにとっては、大きな安心材料になります。

内定後の“過ごし方”で初日から差がつく

内定はゴールではなく、新しい環境でスタートを切るための“準備期間の始まり”です。看護師の転職では、「退職」と「入職準備」を同時並行で進める必要があるため、この時期に不安や焦りを感じるのは自然なことです。

しかし、内定後の流れを理解していれば迷いは減り、必要な行動を落ち着いて進めることができます。

特に「誰に・いつ伝えるか」「何を確認しておくか」を押さえるだけで、後々のトラブル(労働条件の相違/有給が使えない/最終日のギクシャク)を避けられます

また、入職準備の段階で“新しい職場で何を大切にするか”を整理しておくと、入職初日から気持ちの余裕が生まれ、学び方・人付き合いにも良い影響が生まれます。

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